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中庭と平屋が繋がる暮らし


大屋根の平屋という安心感

愛媛県は新居浜市、北側に穏やかな瀬戸内海、南側には四国山脈が連なり、その間にある場所です。旧街道から入る分譲地の1つで、周囲と閉鎖感を生むことなく、安心感を育むこと、丸柱と縁側のある空間でくつろぎたいというお客様のご依頼により、丸柱を列柱させた、木塀により中庭を作った、大屋根の平屋を提案いたしました。


廊下が縁側という居場所に

LDK空間・和室・子ども室を戸を開け放つことで、動線としての廊下の機能のみではなく1つの部屋、縁側という要素に切り替えることができ、中庭を臨むことができます。中庭は、これから芝生をいれ、植樹もしてくださるとのことなので、今後の住まいの風景が楽しみです。


みんなと過ごす家

住まいには、お客様の趣味であるバイクを置くことができる小屋を作りました。

バイクを駐車したり、メンテナンスなどにも使える場所。

そして、建築時に出た端材を使って、ベンチを作りました。

ベンチに座りながら、周りに住む友人や親族とお話したり、塀の一部に作った扉から中庭へアクセスできるようにしたり。

みんなと過ごす、ということを大切にした住まいに。



場所:愛媛県新居浜市

用途:専用住宅

規模:木造平屋建

延べ面積:121.73㎡(36.82坪)

施工会社:株式会社春夏秋冬

写真:寺下 純哉